作品紹介
ストーリー紹介
第01話〜第13話第14話〜第26話第27話〜第39話第40話〜第52話

第14話 「伏魔殿侵入」
シナリオ:千葉克彦/絵コンテ:中村憲由/演出:西山明樹彦/作画監督:榎本勝紀
京都から戻ってきたリクをナズナが追いかけてきた。ナズナが携えてきたのは「月の勾玉」と呼ばれる鬼門を開く呪具。天流宗家の跡地でリクが見つけたものだ。
地流が伏魔殿を捜索している理由を求めて、リクたちも伏魔殿に入る。そこで鉢合わせたのは何かを探していたらしい地流のモズとカンナ、そして式神“柊のトウベエ”“秋水のエレキテル”。激しい戦いの末に、撃退。地流の二人組みは去っていった。
残されたリクたちは、そこで不思議な石を見つける。手に取った途端、フィールドが崩壊を始めた。慌てて帰った彼らに、マサオミが「こりゃあ闘神石だ」と告げる。
一方、リクのアパートに身を寄せることにしたナズナを前に、モモの新たなバトルが始まろうとしていた。

第15話 「鬼門遁走」
シナリオ:千葉克彦/絵コンテ:菱田正和/演出:わたなべぢゅんいち/作画監督:佐久間信一
地流闘神士たちが探していたのは闘神石だった。地流はこれを集めて新たな鬼門を構築するのだという。暗躍する地流を尻目に、リクたちは今日もボート部の活動に精を出す。
その夜、月の勾玉を用いて伏魔殿に入ろうとしたリクにソーマが同行する。「ミカヅチの野望を邪魔をするために協力する」。
伏魔殿の中で彼らが出会ったのは、ミヅキとカンナの女性闘神士二人組。「ソーマ君、地流を裏切ったというのは本当だったのね」。“甘露のクラダユウ”“秋水のエレキテル”との戦いが始まる。
リクとコゲンタに敵愾心を燃やすミヅキを尻目に、カンナが闘神石を奪取。フィールドが消滅する前にと、一同は逃げ去る。
ソーマは、ミヅキがユーマの許婚であることを明かす。

第16話 「刺客再来」
シナリオ:岡崎純子/絵コンテ:信天翁経堂/演出:安川 勝/作画監督:榎本勝紀
修行の旅を続けるテルがやって来た。だがリクが学校に行っている間に、ソーマと鉢合わせる。地流を裏切ったソーマの話を聞いて感激したテルは、リクの伏魔殿探索に加わることに。
一方の地流も、闘神石捜索に失敗したモズに加え、キクサキと、リクたちへの雪辱に燃えるイゾウを送り込む。式神はそれぞれ“柊のトウベエ”“豊穣のルリ”“黒鉄のフジ”。
伏魔殿で遭遇したリク・テル・ソーマと地流側三人の激しい闘神石争奪戦。激戦の末にルリは敗れたものの、トウベエが奪取した。成果を喜ぶのもつかの間、コゲンタに深手を負わされたフジは、味方であるはずの彼らに襲いかかり闘神石を横奪する。
独自に探索を続けるマサオミは「神流」の「仲間」と会う。

第17話 「白虎水中大決戦!」
シナリオ:樋口達人/絵コンテ:よこた和/演出:工藤寛顕/作画監督:佐久間信一
ナズナの登場以来、気が気でないモモは、ついにリクが伏魔殿の探索をしていることを知ってしまった。ナズナの制止も振り切り、ボート部一同でリクについて行く。彼らがたどり着いたのは美しい水辺の伏魔殿。「合宿だ!」。
張り切る彼らの前には地流ダイカンと“秋水のリュウコン”、ムツキと“凝寂のエビヒコ”が。水中戦に長けた二体を前に苦戦を強いられるコゲンタとホリン。闘神士たるもの式神の眼を通じて見えなければと敵は語るが…。
一方、八卦盤を操り闘神石を取ろうとするリュージたち。気が逸れるダイカンたち。ついに開眼したリクとコゲンタは、一瞬の隙をついてリュウコンを撃破した。

第18話 「城塞の封印」
シナリオ:むとうやすゆき/絵コンテ:井内秀治/演出:藤田陽一/作画監督:榎本勝紀
今日も練習に余念のないボート部一同。そこへマサオミがやって来て、リクを伏魔殿へと連れ出す。訪れたそこは巨大な城塞が立ち並ぶフィールドだった。
言われるままに封印を解くリクを尻目に、マサオミは現われた地流の刺客ハヤテと“青錫のジュウゾウ”を食い止めるべく、キバチヨを降神させた。
知略と技量を尽くした激しい戦いを繰り広げる。だが、ついに戦いはマサオミ=キバチヨの勝利に終わった。
リクたちを帰した後で再び伏魔殿に入るマサオミ。リクが開封した部屋にはひとりの闘神士が。「心配するな、俺も神流だ」マサオミが告げる。

第19話 「秘湯の死闘」
シナリオ:千葉克彦/絵コンテ:竹内浩志/演出:西山明樹彦/作画監督:佐久間信一
北国の温泉宿から、力を貸してほしいとテルの手紙が届く。その町では、妖怪が人々を襲う事件が頻発していたのだ。一宿一飯(無銭飲食)の恩義に応えるべく立ち上がるテルだったが、すばやい動きの妖怪はイソロクには不得手な相手だった。そこでリクと鼻のきくコゲンタに助力を求めたのだ。
犬扱いされて不愉快なコゲンタだったが、これも闘神士の役目と妖怪退治を引き受ける。だが、すでにその妖怪ドバエは子を産み、巨大な群れを作り上げていた。
思いのほか苦戦の末についにドバエ退治に成功したコゲンタとイソロク。妖怪退治こそ闘神士本来の仕事だが、今じゃ誰も気にしないというコゲンタに、「そんなことない!」とリクは応える。

第20話 「戦慄の大降神」
シナリオ:岡崎純子/絵コンテ:中村憲由/演出:わたなべぢゅんいち/作画監督:佐久間信一
伏魔殿に侵入したリクたちの前に現われたのはイゾウだった。雪辱に燃えるイゾウは地流本部から奪った闘神石を“黒鉄のフジ”に埋め込み、大降神を強制的に引き起こした!
闘神石の力に飲まれたフジの圧倒的な破壊力の前に、コゲンタは真っ向勝負を挑むが敵しえず、百鬼滅衰撃さえ通用しない。
大降神化したフジは正体を失い、イゾウさえも攻撃する。フジの猛攻から「もう逃げて」と懇願するリクに、「お前を置いて逃げられねえ」というコゲンタ。意識を失うままに、ついにコゲンタを大降神を果たす。そして真の大降神の力で、コゲンタはフジを粉砕した。だがその衝撃でフィールドが崩壊してしまった。
意志のないままに大コゲンタはリクを救う。

第21話 「その名はヤクモ」
シナリオ:樋口達人/絵コンテ:信天翁経堂/演出:安川 勝/作画監督:榎本勝紀
マサオミはリクの危機を知ると、ナズナたちと伏魔殿に向かう。
その頃、リクは遭遇した闘神士タイシンと“消雪のマガホシ”に追われ、伏魔殿内を逃げ回っていた。力を使い果たしたコゲンタは降神することができないのだ。
ついに追い詰められ絶体絶命に陥ったリクを、闘神機を構えた男が救う。「俺は天流のヤクモ。見つけたぞ神流!」
“青龍のブリュネ”を降神させたヤクモは闘神機をたくみに駆使してマガホシに渡り合い、退けることに成功した。
リクに出口を教えると、ヤクモは再び伏魔殿内奥を目指す。
救出に来たマサオミたちにリクはヤクモのことを教えるが、マサオミはその名に顔を曇らせるのだった。

第22話 「心に刻まれた印」
シナリオ:岡崎純子/絵コンテ:よこた和・菱田正和/演出:工藤寛顕/作画監督:佐久間信一
ヤクモのように強くなりたいと伏魔殿で修行に励むリクは、美しい庭園に遭遇する。不思議とリクには見覚えがあった。誰かとここに来て、そして印を教えられた…。
突然、爆発が。地流闘神士ガイタツと“青錫のナナヤ”が闘神石を探すためにフィールドを破壊しているのだ。「この大切な場所を壊されたくない――」
立ち向かうリクだったが、自在に空を飛び回るナナヤにコゲンタは大苦戦。百鬼滅衰撃を撃てというコゲンタだが、それではこの場所をさらに傷つけてしまう。そのとき、教えられた印を思い出す。「破軍孤影斬!」
リクはいつかこの場へ帰ることを誓って去るのだった。

第23話 「白虎消失」
シナリオ:千葉克彦/絵コンテ:菱田正和/演出:藤田陽一/作画監督:榎本勝紀
もれ出る妖怪を気にもかけず、大鬼門完成に力を結集するミカヅチだが、リク=コゲンタへの雪辱に燃えるユーマは承服しない。
雌雄を決すべく挑戦してきたユーマに対し、リクは地流の行動をなじるが、ユーマは取り合わない。
互いの必殺技の応酬。しかし確実に力をつけていたリクとコゲンタに追い込まれたランゲツとユーマは、ついに究極の技「凶王凶乱破砕陣」を繰り出す。しかしコゲンタはそれすらしのぐ。
勝負あったかと思われたそのとき、ランゲツが大降神を果たす。恐怖にとらわれたリクの一瞬の間をついて、コゲンタを巨大な拳が襲う。
消失するコゲンタと意識を失うリクを前に、ユーマは哄笑する。

第24話 「再びの過去」
シナリオ:千葉克彦/絵コンテ:菱田正和/演出:西山明樹彦/作画監督:佐久間信一
目を覚ましたリクは、コゲンタと出会ってからのすべての記憶を失っていた。だが大切な何かを無くしたという思いだけが残る。
途方にくれるソーマたちにマサオミは、コゲンタとの絆はまだ切れていないと告げる。式神を取り戻すためには「名落宮」へと赴かなければならないという。
その頃、名落宮には封印した零神操機(ゼロドライブ)を取りにヤクモが来ていた。久しぶりの再会を果たすヤクモとコゲンタ。
リクはひとり名落宮を行く。そこは思い出したくない記憶の迷路だった。だけどここで立ち止まるわけにはいかない。忘れてはいけない彼を取り戻すために、障子の影に叫んだ。「コゲンタ!」
リクはコゲンタと共に千年前の記憶を取り戻した。

第25話 「開封・零神操機(ゼロドライブ)」
シナリオ:樋口達人/絵コンテ:信天翁経堂/演出:わたなべぢゅんいち/作画監督:佐久間信一
記憶が甦ったリクは、天流宗家の生き残りであることを知る。
一方ヤクモはリクに、伏魔殿とは「ウツホ」という邪悪な存在を封印した所であり、地流はその強大な力を我が物にと狙っているのだと教える。そして、「神流」という謎の流派が暗躍していることも。
神流は思惑をもってリクを助けてきたが、ヤクモは邪魔だ。ヤクモにタイシンと大降神化した“消雪のマガホシ”が襲いかかる。
ヤクモはかつて強力すぎるが故にナラクに封印した零神操機(ゼロドライブ)を奪回し、“青龍のブリュネ”“消雪のタンカムイ”“雷火のタカマル”“黒鉄のリクドウ”“榎のサネマロ”を降神させて、撃退する。
リクはコゲンタと一緒に、帰っていった。

第26話 「大鬼門開放」
シナリオ:千葉克彦/絵コンテ:菱田正和/演出:安川 勝/作画監督:榎本勝紀
リク達はミカヅチに真意を問い質すために、地流本部へ向かう。そこで出会ったミカヅチは、伏魔殿とは四大天の力を用いて構築された異世界で、地流を犠牲に天流が利用してきたのだという。大鬼門開放に取りかかるミカヅチに、リクは「妖怪があふれ出るようなことがあれば、あなたを倒す」と告げる。
リクの前に立ちふさがるのはユーマとランゲツ。激しい必殺技の応酬の果てに、大降神化する二体の式神。そこに乱入し、ランゲツに襲いかかる大降神キバチヨ。咄嗟の危機をクラダユウが犠牲になって救出。そのままユーマとミヅキは伏魔殿深奥部に飛ばされてしまった。
地流はついに大鬼門を開放。夏の終わりの空に雪が降り始めた。

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© 海童博行・富沢義彦/集英社・WiZ・サンライズ・陰陽製作委員会・テレビ東京 2004
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