作品紹介
ストーリー紹介
第01話〜第13話第14話〜第26話第27話〜第39話第40話〜第52話

第01話 「降神! 白虎のコゲンタ」
シナリオ:千葉克彦/絵コンテ:菱田正和/演出:菱田正和/作画監督:榎本勝紀
太刀花リクはアパート管理人の祖父ソウタロウと二人で暮らす、どこにでもいる大人しくて目立たない少年。
中学生になった彼を、幼なじみのモモちゃんが避ける。大例祭にも一抹の淋しさを感じるが、ヤマセという少年と出会い、彼をソウタロウが管理する社に案内する。
しかしヤマセは地流の闘神士だった。神操機(ドライブ)で印を切り、式神“青錫のツクモ”を降神させると、社に襲いかかった。闘神符で迎え撃つソウタロウ。しかし力尽きてしまう。
リクは封印された神操機(ドライブ)を手にすると、無意識に印を切り、白虎のコゲンタを降神させた。「おめえかあ、このオレ様を呼び出したのは」。
コゲンタ対ツクモの激しい戦い。初めてながら、リク&コゲンタは孤月拳舞で撃退する。
「ありがとう」リクはコゲンタに告げた。

第02話 「地流強襲」
シナリオ:千葉克彦/絵コンテ:菱田正和/演出:工藤寛顕/作画監督:佐久間信一
地流闘神士ユーマと式神“白虎のランゲツ”が“芽吹のバンナイ”を駆る天流闘神士を倒す。
一方、ソウタロウは「気力」を使い果たし、意識のないまま入院してしまう。リクはコゲンタと二人暮しを始める。
コゲンタは印を探せとせっつくが、あくまでもマイペースなリクに苛立つ。同級生リナは霊体コゲンタが見えるらしく、関心を示す。そのリナの様子が気が気でないモモ。
地流闘神士ウジヤマがヤマセの消息をたどって天神町にやってきた。リナとモモの前で式神同士の戦いが始まる。
不慣れなリク&コゲンタは“大火のムミョウ”とウジヤマに苦戦。何とか勝利したものの、早く印を見つけなければとようやく事の重大さにリクは気がつく。
その姿を見つめる式神“青龍のキバチヨ”の姿があった。

第03話 「白虎激突」
シナリオ:千葉克彦/絵コンテ:菱田正和/演出:藤田陽一/作画監督:榎本勝紀
休日ということで印を探しに出かけたリクとコゲンタに、モモとリナが同行する。山中の枯れ谷でやっと天流縁の場所を見つける。
しかしそこには地流闘神士ミササが待ち構えていた。“甘露のコマキ”を降神させ、凄まじいスピードでコゲンタを翻弄する。
寸でのところで道の形から印を見つけたリクが逆襲、一蹴した。
そこにランゲツを従えたユーマが現われる。因縁のあるらしいランゲツとコゲンタ。しかし闘神士の力量差から、今のコゲンタでは歯が立たない。
為す術なしかと思われた時、天流を名乗る謎の闘神士が乱入してリクたちを救出する。「オレはマサオミ。君の仲間さ」

第04話 「剛剣!西海道虎鉄」
シナリオ:大和屋 暁/絵コンテ:信天翁経堂/演出:わたなべぢゅんいち/作画監督:佐久間信一
助けられたものの、マサオミに胡散臭さを感じるコゲンタ。マサオミはリクに流派章と神操機(ドライブ)ホルダーを授け、新たな印の隠し場所を教えて去っていく。
リクたちはそこへ向かう途中で行き倒れの少年テルと出会う。彼は地流から追われる天流闘神士であった。リクたちを巻き込むわけにはいかないと去っていくテル。
一方、印を見つけたリクたちの前には、テルを追ってきた地流カザンとドウゲンの二人組みが。“榎のオトチカ”“椿のゴロウザ”がコゲンタに闘いを挑む。
苦戦するリクとコゲンタに、“赤銅のイソロク”を連れたテルが加勢。コゲンタが西海道虎鉄で返り討ちにした。

第05話 「竜虎激闘」
シナリオ:千葉克彦/絵コンテ:タカギシゲキ・菱田正和/演出:高木茂樹/作画監督:榎本勝紀
地流総帥ミカヅチのやり方に反発を感じたユーマの弟ソーマが、天流の白虎使いの噂を聞きつけ、リクの元に身を寄せる。
そのソーマを引き戻すべくユーマがやって来る。だがユーマは現われたマサオミを追う。そしてユーマをつけてきたのが地流の闘神士ウスダ。ウスダは“繁茂のマスラオ”を降神させ、ソーマに襲いかかる。しかしそこへリクとコゲンタが参戦し、地流の追っ手を退けた。
一方その頃、兄ユーマとランゲツは、マサオミと“青龍のキバチヨ”を相手に激しい戦いをくり広げ、闘神士としての力量の差を自覚したランゲツは自ら退く。ユーマにとってまさかの手痛い敗北であった。

第06話 「舞え!闘神符」
シナリオ:岡崎純子/絵コンテ:よこた和/演出:安川 勝・藤田陽一/作画監督:佐久間信一
行くあてのないソーマと暮らすことになったリク。学校では部活が決まらない。そんな安穏なことをしていても地流は来る。祖父の残した古文書を頼りに修行場を目指すことになった。
その修行場は鬼門の中、伏魔殿の外縁部。そこに巣くう妖怪たちに襲われるリク達。
その上、そこへやって来たのは地流ゴンパチと“霜花のライデン”。コゲンタが迎え撃ち、伏魔殿での式神の戦いが始まった。圧倒的な破壊力を誇るライデンを、リクは闘神符を巧みに使うことによって撃退する。
そしてまた戻った日常では、ボート部員とされたことを知るリクであった。

第07話 「発動!怒涛斬魂剣」
シナリオ:樋口達人/絵コンテ:井内秀治/演出:工藤寛顕/作画監督:榎本勝紀
新たな印の場所を突き止めたリクとコゲンタ。しかし、新生ボート部の練習も兼ねてやって来たそこは、ダム湖の底だった。うまくボートを漕げないリクにリュージが叱責する。「余計な事を考えずにひたすら漕げ!」。
覗きこんだダムの底に光の筋を見つけた。そのとき、鬼門を開くために来た地流ダンジョウと“赤銅のミソヒト”に遭遇。コゲンタの攻撃はミソヒトの硬い甲羅とすさまじいパワーの前に通用しない。さっき見つけたばかりの印を入れろ!
だがいくら印を切っても技は出ない。技の「でかさ」に比べてリクが未熟なのだ。追い詰められたリクの脳裏にリュージの声がよみがえった。ついに出た大技、怒涛斬魂剣! 見事に撃退した。

第08話 「ユーマとソーマ」
シナリオ:むとうやすゆき/絵コンテ:菱田正和/演出:藤田陽一/作画監督:佐久間信一
リクの元に身を寄せるソーマだったが、切迫感のないリクの日常についに切れた。
とうとうリクの元を飛び出すソーマ。だが、そのソーマの前に折り悪く地流の追っ手キリヒトと“埋火のミンゴベエ”が現われる。裏切り者抹殺に燃える地流の一撃。
危機一髪、リクとコゲンタが駆けつけた。自分を守るために戦うリクに、ソーマは兄ユーマの姿を見る。そして、ついに覚悟を決めるとリクを押しのけた。「そいつは僕たちの相手だ!」
フサノシンの必殺技、電光雷火撃が炸裂。
ソーマは、安穏としたリクの日常に自分の居場所を見つけて帰っていった。

第09話 「闘う心」
シナリオ:大和屋 暁/絵コンテ:上原秀明/演出:西山明樹彦/作画監督:榎本勝紀
コゲンタがリクに百鬼滅衰撃の印を教える。それはコゲンタのすべての気を消費する危険な技だった。「俺の信頼の証だ」というコゲンタにリクは怒る。命と引き換えの技が信頼だって?!
そんな危険な技を使わないで済むには、自分がもっと強くなるしかない。リクは、初めて闘神士としての勉強を真剣に始める。
そんなリクの前に現われたのは地流のイゾウと“黒鉄のフジ”。今までの敵よりも格段に強い敵に、リクとコゲンタは絶体絶命の危機に陥る。「百鬼滅衰撃だ!」叫ぶコゲンタに、リクはあくまでも拒絶する。ついに闘神符を駆使して逆転する。間一髪逃れたイゾウとフジは退いていった。
その頃、ついにソウタロウが目を覚ましたという報せが。

第10話 「古都 神秘の戦い」
シナリオ:岡崎純子/絵コンテ:よこた和/演出:わななべぢゅんいち/作画監督:佐久間信一
京都に旅立ったリクとコゲンタ。天流ゆかりの新太白神社で、リクは巫女であるナズナという少女に出会う。
しかし静謐なその場所にもすでに地流の魔の手が迫る。チハヤと“楓のクレナイ”。圧倒的なスピードと遠距離攻撃を得意とするクレナイの前に、苦戦を強いられるコゲンタ。
そこへナズナが神操機(ドライブ)を取り出し、“柊のホリン”を降神させた。ナズナの助力もあり、リクとコゲンタはクレナイを撃退する。
二人の戦いに思うところあってか、ナズナはリクを天流宗家の跡地にいざない、天地千年の諍いの歴史を説く。それを聞くリクの脳裏には不思議な既視感がよぎる。「僕、この場所を知っている…?」

第11話 「天流遺跡の秘密」
シナリオ:むとうやすゆき/絵コンテ:上原秀明/演出:安川 勝/作画監督:榎本勝紀
天流宗家の跡地にやって来たテル。再会を喜ぶ二人。
だがチハヤからの連絡が途絶えた地流は、新たな刺客を送り込んできた。かつてリクとコゲンタが苦戦したイゾウと“黒鉄のフジ”。それにシノノメと“繁茂のニンクロウ”、カスミと“芽吹のフウライ”を加えた三人組。
リク、ナズナ、テルが迎え撃つ。ニンクロウに攻撃が通用しないコゲンタは疲弊する。一方フジはイソロクを圧倒し、ホリンと戦うフウライをも巻き込み、味方もろともに止めを刺そうとする。
だが、フジの前には辛うじて逃れたホリンとイソロク、そしてニンクロウに作戦勝ちしたコゲンタが立つ。形勢不利と見たイゾウとフジは退いていった。

第12話 「天地驚愕 大降神」
シナリオ:千葉克彦/絵コンテ:菱田正和/演出:工藤寛顕/作画監督:佐久間信一
単身鬼門を開き伏魔殿を探索するマサオミは“青龍のブリュネ”を使う闘神士と遭遇する。「あんた誰だ?」「天流のヤクモ…」。
一方フジたちを退けたものの、イソロクとホリンは降神できないほど衰弱していた。そこへ現われたユーマとランゲツ。厳しい修行によって更なる強さを得たランゲツと、傷ついたコゲンタ。勝負は見えたかと思えたそのとき…。
コゲンタに異変が。巨大化し、獣のような咆哮をあげる。「大降神!」ナズナが驚愕する。リクの制止も効かず、理性を失ったままに力を解放するコゲンタを前に、ランゲツとユーマは退く。
力を使い果たし、崩れ落ち眠るコゲンタにリクが告げた「式神も眠るなんておかしいよ」。

第13話 「二人の絆」
シナリオ:樋口達人/絵コンテ:悠 凛々/演出:藤田陽一/作画監督:実原 登
戦いが終わり、新太白神社はようやく静けさを取り戻した。だが、すべての力を使い果たしたコゲンタは動けなくなってしまう。
ホリンがコゲンタの治療を行っている間、リクは追いかけてきたモモとリナに連れられて京都散策に出かける。京都を満喫する彼女たちに比べ、久方ぶりにコゲンタなしで行動することになったリクは寂しさを覚える。
一方コゲンタはホリンに愚痴るともなくリクと出会ってからの戦いを語りながら、眠りにつく。夢うつつにリクとすごした戦いの日々を思い起こしながら。
元気になったコゲンタは、リクたちと帰途につくのだった。

第01話〜第13話第14話〜第26話第27話〜第39話第40話〜第52話

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© 海童博行・富沢義彦/集英社・WiZ・サンライズ・陰陽製作委員会・テレビ東京 2004
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